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  • 経済
  • 2020年10月14日
  • カンボジアニュース

今年9月までのキャッサバ輸出、49%増加 カンボジア[経済]


(c)Khmer Times

 カンボジア農林水産省によると、今年1月から9月までの間、キャッサバを約300万トン(対前年同期比49%増)を輸出した。クメールタイムズが報じた。

 内訳は、新鮮なキャッサバ約178万トンとキャッサバチップ約120万トンがベトナムやタイに輸出され、タピオカ澱粉1万2000トンがインドや中国、ベルギー、オランダ、パキスタン、チェコ、クロアチア、イタリアに輸出された。

 キャッサバは5月に植えられ、毎年11月から2月に収穫される。バッタンバン州北西部で10ヘクタールのキャッサバを栽培する農家は、「1月に収穫を開始し、雨による被害のために100~200トン未満の収穫を見込んでいる。洪水は少し後退しましたが10月末まで続けばキャッサバは痛みだします」と話す。

 農家の予想では、キャッサバチップの価格が1キログラムあたり600~700リエル(0.15ドル~0.17ドル)にとどまるという。

 バッタンバン州商業局長は、「新鮮なキャッサバは現在1キログラムあたり169~286リエルの費用がかかり、キャッサバチップは1キログラムあたり558~820リエルの費用がかかる」と述べた。

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