(c)Phnom Penh Post
農林水産省によると、直近3カ月のバナナ輸出量は7万2182トンと堅調だ。プノンペンポストが報じた。
昨年のバナナの年間輸出量は15万7812トンであり、主な輸出先は中国、次いでベトナム、日本と続いている。
中国系ベンチャー企業であるロングメイトアグリカルチャーの役員は、「昨年中国に向けて1万トン以上のバナナを輸出したが、中国での需要を満たしておらず、当面他国への輸出は視野に入れていない。バナナも含めた農産物の輸出には、新型コロナウイルスによる影響はない」と述べた。
農林水産省のヴェイン・サコン大臣は、「カンボジア企業が中国からの輸出許可を得ることで、中国市場へのバナナの輸出が加速するだろう」と述べた。
中国から輸出許可を得たバナナ農園は、カンボジア国内に現在9社ある。