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2019年におけるカンボジアが輸入した建築材料の総額は、2018年と比較して50%増加した。クメールタイムズが報じた。
カンボジア国立銀行(NBC)は、2019年の建設機械、鉄鋼、セメントを含む建材の輸入総額が15億ドルと推定しており、また前年は10億ドルと推定している。
内訳は、建設機械の輸入が10億ドルと推定しており前年の6億ドルから67%増、鉄鋼の輸入が5億ドルと推定しており前年3億ドルから20%増、セメントは1億ドルと前年9000万ドルから11%増加となった。
NBCは、建設部門が2019年の経済成長の主要な経済的要因の1つであり、経済成長率は7.1%に達すると推定している。
国土整備・都市化・建設省の報告によると、2019年の建設プロジェクトの合計は4446件と前年比で55%増加し、投資額は93億米ドルと前年比で78%増加した。
同省のチア・ソパーラー大臣は先月、「プレアシアヌーク州への投資の大部分は中国からで、建設部門の増加は経済の大幅な成長と政治的安定性に起因している」と、建設部門の健全な経済成長を評価した。
NBCによると、2020年も引き続き建設部門の成長が予測され、建築材料の輸入総額は約24億ドルになると予測している。