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フン・セン首相は25日に開かれた閣僚会議で、2020年の国家予算に82億3000万ドルを割り当てる予算案を承認した。今年度予算67億ドルと比較し、22.7%増となる。今後は国民議会や上院、ノロドム・シハモニ国王の承認プロセスを経る。クメールタイムズ紙が報じた。
予算案の内訳は、一般管理に約6億2000万ドルが割り当てられ、今年と比較して2%増加すると付け加えたほか、社会問題部門は8.6%増の19.4億ドル、経済部門は10.7%増の18億1000万ドル、防衛や公安に8.3%増の約11億8000万ドル割り当てられている。
フン・セン首相は、「教育や公衆衛生、外交により大きな投資が必要だ」と述べ、オーン・ポーンモニロッット経済財政大臣は、「カンボジアが2050年までに高所得国になるために、年間7%の経済成長を維持しなければならない」と述べた。
カンボジア政府は、フン・セン首相のリーダーシップの下、低中所得国から2030年までに高中所得国へ、2050年までに高所得国へ移行することを約束している。