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経済財政省の報告書によると、今年1月から5月までの間の輸出総額は、対前年同期比で15%以上増加し、53億ドルに達した。また、輸入総額は82億ドルに達し、対前年同期比で21.5%増となった。クメールタイムズ紙が報じた。
同報告書によれば、輸出の伸びは旅行商品の出荷の急増など米国での強い需要に支えられているとした。米国商務省によると、カンボジアからの輸入総額は2018年に38億ドルと、前年同期比で24.8%増加した。
カンボジアは2016年から、バックや財布などの旅行用品に対する米国輸出への免税の恩恵を受けているが、カンボジア商業省は、今後は衣服や履物にも適用されるよう米国に請願している。
なお、カンボジアから昨年輸出された主な製品は、衣服や履物、自転車、天然ゴム、米、キャッサバ、コショウ、パーム油、カシューナッツだった。
カンボジア商工会議所(CCC)のリム・ヘン副会頭は、「国際競争力の向上のためにさらに努力が必要だ。製品の多様化は国の輸出を伸ばすための鍵となる」と述べた。