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カンボジアに本拠を置くプライベートエクイティ会社、ベルトロードキャピタルマネジメント(BRCM)は、リトルファッションとメディアロードを運営するグルーピン(Groupin)に500万ドルを出資する。
リトルファッションは、160万人以上のフォロワーがいるフェイスブックページのほか、独自のECサイト「L192」と実店舗を介して服、アクセサリー、ライフスタイル製品を販売している。また、メディアロードは、ミャンマーでも事業を展開しているデジタルメディアで、月に6億人以上のソーシャルインプレッションを持ち、800万人の月間ユーザーと2000万人のソーシャルメディアフォロワーがいるという。
グルーピンのビチェット・インCEOは、「L192を最も顧客に支持されるECサイトにするために、モバイル技術、物流チェーン、製品の垂直的拡大、そして顧客サポートに投資する」と彼は語った。
また、メディアロードについて、「アグリゲート型のアプリに進化する必要がある」と述べ、「ローカライズされたスーパーコンテンツアプリになる大きな可能性を秘めている」と語る。
BRCMのチーフインベストメントオフィサーであるアレックス・オドム氏は、「リトルファッションは主に低価格帯の商品で事業を展開しており、インターネットの普及、オンライン顧客の増加、中間所得人口の増加の追い風に乗っている」と延べ、「この市場には大きな可能性がある。メディアロードをECサイトと組み合わせることで、カンボジアとミャンマーの両国で著しい相乗効果と数百万の潜在的な顧客へのアクセスが可能になる」と付け加えた。