カンボジアマイクロファイナンス協会(CMA)によると、今年の国内マイクロファイナンスの融資ポートフォリオと預金総額は顕著な伸びを示す一方、債務者数は横ばい、不良債権比率はわずかに低下しているという。プノンペンポスト紙が報じた。
CMAによると、今年3月末現在の会員の融資残高総額は46億2000万ドルと、昨年同期33億2000万ドルから増加しており、また預金総額は16億2000万ドルから22億ドルに増加した。
一方、今年3月末までの債務者数は合計185万人に達し、これは2017年3月末と同数。預金者は200万人に達している。
また、不良債権の指標であるポートフォリオ・アット・リスク(PAR)は、前年の1.67%から今年3月末には1.37%に若干低下している。