(c)Phnom Penh Post
カンボジアの通貨であるリエルは、総金融取引の約17%を占めているが、中央銀行関係者によると、リエルの流通量の増加の兆しがあるとしている。プノンペンポスト紙が報じた。
カンボジア国立銀行(NBC)のチア・セレイ総局長は、消費者への調査の結果、リエルの使用に対する意識が変化していると指摘した。
NBCによると、2014年にカンボジアの若者にリエルの使用に対する彼らの認識を尋ねた調査を行ったが、当時は過半数が米ドルを使うことを望んでいたものの、最近の調査では若者の中には国の誇りとしてリエルを使用したいという意識があるようだ。
NBCはすべての商業銀行とマイクロファイナンス機関に、2019年末までに貸出ポートフォリオの少なくとも10%をリエルで保有するよう要求するなど、リエルの利用を促進するための規制をかけている。