(c)Phnom Penh Post
ASEANの参加者を欠いた、ASEANブロックチェーンサミットが、プノンペンで開催された。プノンペンポスト紙が報じた。
会場となったソカホテルプノンペンには、数百人の中国人が集い、中国語で暗号通貨やブロックチェーン技術に関する講演を行った。
イベントの主催者であるエンタペイ(Entapay)のプレスリリースでは、カンボジアがまもなく国内の暗号通貨を開始することを示唆していたが、カンボジア国立銀行とカンボジア証券取引委員会の関係者は、「政府は暗号通貨への支援は行っていない」と述べている。
カンボジア人では唯一、マエン・サムオーン副首相が基調講演を行い、副首相以外のすべての講演は北京語で行われ、クメール語や英語の翻訳はなかった。
プノンペンポスト紙が取材した6人の参加者はすべて中国出身で、SNSを通じて友人らにサミットに招待されたという。その中には、ブロックチェーン技術や暗号化通貨に関心がなく、エンタペイを知らない者もいた。