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カンボジア証券取引所(CSX)に提出された未監査の財務諸表によると、上場企業の大半が、2017年に業績が低迷した。クメールタイムズ紙が報じた。
国有企業であるプノンペン水道公社(PWSA)の総収益は16.8%増の5810万ドル、純利益は32.3%減の500万ドルだった。
一方、別の国有企業プノンペン自治港(PPAP)は、総収益が15.4%増1880万ドル。純利益も30.9%増の530万ドルだった。
シアヌークビル自治港(PAS)の総収益は8.8%増の5570万ドルだったが、純利益は5.9%減の610万ドルに縮小した。港湾関係者によると、「港で取り扱われるコンテナ量は増加したが、日本政府からの設備融資を受けており、米ドルに対する日本円の減価償却の結果だ」という。
また、プノンペンSEZ(PPSP)は、総収入は4.5%減の870万ドルだったものの、土地売却により純利益は46%増の220万ドルに達した。
台湾系縫製会社のグランドツインズインターナショナル(GTI)は、売上高が2%減の8000万ドル、純利益は87.4%減の65万4599ドルとなった。これに対し関係者は、「一部の受注が遅れたために、売上が減少し収益の低下が起こった。税引き後純利益は第4四半期に大幅に減少した。我々は従業員を訓練し、サービスを改善し続ける」と話している。