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カンボジア証券取引委員会(SECC)は1月16日、暗号通貨への投資を控えるよう、国民に警告した。クメールタイムズ紙が報じた。
SECCは、「ビットコインやイーサリアムなどの利用を促進する、”グローバルキャンペーン”を無視すべきだ。リスクが高く、取引をしないよう市民に訴えたい」と述べた。
またカンボジア国立銀行(NBC)のチア・セレイ総局長は12月に、「国内では暗号通貨は合法ではなく、金融商品として認識していない。また、全ての商業銀行に対して取引しないよう指示している。国民が我々の警告に無視して暗号通貨の取引をしても、銀行が受け入れないため、お金を失うことになる」と警告している。
SECCは声明の中で、「先月締結した香港企業ガムネクスト・グローバル社との覚書は、フィンテックや金融技術における協力を求めるもので、暗号通貨の使用承認ではない。SECCは、新しい金融商品を適切に管理する規制の整備を目指す」と述べ、これまでも企業が暗号通貨取引をするライセンスは発行していないことを強調した。