カンボジア国立銀行の年次報告書によると、2017年における銀行の外国資本流入は新銀行の設立と資本要件の厳格化により32%増加したという。プノンペンポスト紙が報じた。
ノンバンクでは0.8%増加し、不動産業と縫製業は2016年に比べてわずかに減少している。
また、外国資本の流入が31.8%増加した要因として、2017年3月にカンボジア国立銀行が外国銀行の最低資本要件を7500万ドルに引き上げや、BRED銀行やみずほ銀行の設立などが挙げられており、資本流入の大部分は、中国、ベトナム、韓国、マレーシア、シンガポールなどのアジア諸国からだとしている。