(c)Phnom Penh Post
カンボジア最大の工業団地、シアヌークビル経済特区(SSEZ)は、今後5年間で約200の新規テナントを募集しており、その面積は倍増している。プノンペンポスト紙が報じた。
2008年から中国企業により開発されたSSEZは、現在、第一期525ヘクタールの敷地に110の企業が入居しており、規模と占有率の両方において国内最大のSEZ。労働者数も1万6000人以上で、工場労働者や管理職の住宅も含まれている。
SSEZの責任者は、「残りの600ヘクタールのインフラ整備を進めており、3年以内に完成予定だ。300の企業を誘致し、5年以内で労働者数は7~8万人に成長する。2022年には労働者向け高層住宅団地を完成させる。SSEZの目標は上場企業になることだ。現在、カンボジアや香港での上場を検討している」と述べた。
シアヌークビルには、港から約18キロ離れたSSEZとの外に、港に隣接したシアヌークビル港経済特区とがある。シアヌークビル港経済特区を運営しているシアヌークビル自治港は既にカンボジア証券取引所に上場している。