(c)Phnom Penh Post
ビデオオンデマンドや 定額制動画配信向けのローカルのストリーミング市場は、国際的なNetflix(ネットフリックス)に対抗するべく7月から3つの新しい有料プラットフォームが立ち上げられ、ここ数カ月でより活発になっている。プノンペンポスト紙が報じた。
マレーシアのストリーミングプラットフォームiFlix(アイフリックス)は、地元大手通信事業者であるスマートアクシアタと3年の独占的パートナーシップ契約を締結し、加入者基盤を強化している。スマートアクシアタの800万人のモバイル加入者に、iFlixの3ヶ月無料試用を宣伝しており、加入者が増加しているという。
7月に順次開始されたサバイのSoyoとウェステックメディアのJaiKon TVもまた、よりローカライズされたコンテンツを提供することで、市場の一部を推進している。また、サバイはローカルコンテンツの安定したストリームを確保するために、カンボジアの映画製作業界の発展に投資するという異なるアプローチをとっている。
しかし、地方コンテンツのライセンス供与や開発への資本投資が、加入を通じて十分な収益を生むかどうかについては疑問がある。ウェステックメディアのCEOは、「無料や海賊版のコンテンツが利用可能な中で業界にとって最大の課題は、人々がコンテンツを支払う習慣を作り出すことだ」と述べた。