経済財政省とタイ保険委員会事務局(OIC;Office of Insurance Commission)は、保険セクターの規制を強化するための契約を締結した。クメールタイムズ紙が報じた。
同省の産業財務担当部長は、「両者が相互に技術協力や情報交換を通じて協力を拡大し、強化する」と述べ、「保険市場における安定性、有効性、繁栄を確保するための規制の役割を強化するためのキャパシティ・ビルディング(能力強化・向上)を実施する」と付け加えた。
カンボジア保険協会によると、カンボジアの保険業界の総保険料は、今年の最初の3ヶ月間で前年同期と比較して約24%上昇し、保険料収入は、2016年第1四半期の2920万ドルから、当四半期には3620万ドルに達している。また、今年は一般保険料が6.3%増の2億1600万ドル、生命保険は約63.5%増となった。カンボジアの一般保険は前年比で伸び続けている。
カンボジア保険協会会長は、「保険市場が拡大すると、保険会社に加入するに伴い、人々の財務リスクは小さくなる。このような成長は、すべての業界関係者の努力とコミットメント、そして大学の公共セミナーなど、保険産業のイメージを洗練するための協会の業績を中心に推進されている」と付け加えた。