コメの輸出が今年の第1四半期で17万トン近くに達し、昨年同期比で3%増加した。クメールタイムズ紙が報じた。
3月の輸出は16%減、1月と2月の輸出はそれぞれ10%と17%の上昇となった。中国はカンボジアのコメ産業の最大市場であり、3ヶ月間で6万7000トンをカンボジアから輸入。フランスとポーランドがその次に並び、それぞれ2万1000トン、1万2000トンを輸入した。
ある精米業者の代表は、「EUの殺菌剤の禁止によるカンボジアのコメ輸出への影響は見られない」と述べた。
今年3月、欧州委員会はカンボジアの精米産業に対し、大半のコメは6月までに、ジャスミン米は12月までにの「トリシクラゾール」という農薬の使用を撲滅すべきと宣言していた。
一方で、昨年10月、中国はカンボジアから毎年米20万トンの購入に合意している。