米ナスダック上場の香港系カジノ運営会社「エンターテインメント・ゲーミング・アジア」(EGA)は、カンボジアのゲーム事業の撤退に伴い、2016年第4四半期に670万ドルの大幅な純損失を計上した。クメールタイムズ紙が報じた。
アジアのカジノに焦点を当てたWEBサイト「GGR Asia」によると、この損失は2015年の同期間と比較して150%増加。その年の第4四半期には、エンターテインメント・ゲーミング・アジアは2.7百万ドルの損失を計上した。
「EGAの事業活動には、アジアのゲーム業界に電子ゲーム機(EGM)をリースすることが含まれている。同社は事業を再構築中でありり、昨年はゲーム製品関連の資産とカンボジアのすべてのゲーム資産を売却した」と同社CEOは語った。
同社は12月、カンボジアのゲーム資産をすべて、ドリームワールド・クラブ・ポイペットの所有者に売却したと発表。また、10月にはカンボジアのタンスールボコール・ハイランド・リゾートに71の電子式ゲーム機(EGM)を現金で25万ドルで売却、7月にはプノンペンに拠点を置くナガワールドに置かれたEGMのすべてを第三者に売却し、総額250万ドルを調達していると述べた。