国営クメール通信(Agence Khmer de Presse=AKP)によると、工業手工芸省は輸出用の現地生産品の安全性と品質性を検査する検査室及び部署を開設した。クメールタイムズ紙が報じた。
工業手工芸省のポゥク・ソワンナリット長官は、「カンボジアから輸出される製品は再検査を要求されていたため、検査室の設立は重要である」と言及した。MTS(Mordern testing service)カンボジア社により運営される新たな検査室は、品質と安全性が確認された商品には認定を与え、現地生産品の輸出を高めると期待されているという。
同省は新たな検査室の設立決定を受け、輸出前の製品の監査・評価能力を高めるためにも、タイの科学技術省と協力している。
MTSカンボジア社の取締役は、「輸出品は認定された実験室を通して、世界的に有名な企業の商品を扱う国際的な基準により検査を確実に受けなければならない」と語った。