(c)Phnom Penh Post
フランス第2位の金融グループ、BPCEグループのBREDバンク・ポピュレールは、カンボジアで正式に事業を開始した。プノンペンポスト紙が報じた。
バンク・ポピュレールは、社員15万人、自己資本34億ドルの協同組織金融機関で、BREDは現在、子会社であるCOFIBREDを通じて、カンボジア最大手金融機関のアクレダ銀行の株式12.25%を保有している。
BRED銀行カンボジアのチーフエグゼクティブであるギョーム・ペルドン氏は、3月2日の報道発表で、「急速な経済成長を続けるカンボジア向けに特別な製品を提供する。我々の目標は、ギャップを埋めることであり、カンボジアの人々にとって、プロジェクトや夢を自由に話せる、信頼できる相手になることだ」と述べた。
カンボジア国立銀行(NBC)によると、2016年末までの銀行数は商業銀行37、専門銀行15行に達し、銀行業界の混雑が予想され、今後の競争は必至だ。
NBCのチア・チャント総裁は式典の中で、「BREDの存在が、欧州諸国からの外国投資の信頼度を向上する。カンボジアの銀行は、安全かつ包括的に成長し続けていおり、2016年末の銀行業の顧客預金はGDPの64%を占め、民間企業向けの信用貸はGDPの71%を占めた」と述べた。