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メコン領域の経済協力を促進するため、カンボジアから毎年輸出される乾燥タバコ3000トン、コメ30万トンの関税を撤廃するカンボジアとベトナムの二国間協定が10月26日合意された。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジアのパン・ソサック商業大臣とベトナムのチャン・トゥアン・アイン商工大臣によってハノイで署名された二国間の貿易補完契約は、第7回エーヤーワディ・チャオプラヤ・メコン経済協力戦略会議(ACMECS 7)と第8回カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムの協力会議(CLMV 8)で、カンボジアから39の輸出品目とベトナムからの29品目に特別な優遇措置を与える。
カンボジア商業省の広報官は、「カンボジアとベトナム間の二国間協定は、数年前に署名されたが、最近有効期限が切れた」と語り、また「二国間協定は、民間企業にとってカンボジアとベトナム間の貿易への大きな可能性を開いた。ベトナムは、カンボジアのように高級米がなく、プレミアム米の種類を必要としている。民間企業はそのギャップを埋めることができる」と話した。
ベトナムのニュースサイトによると、ベトナムのグエン・スアン・フック首相は、「CLMVとACMECSは、それぞれの国の社会経済発展を促進するASEAN共同体の設立を手伝い、地域の平和と安定を助ける重要な成果に貢献する」と述べた。