(c)Khmer Times
工業団地部門におけるタイ最大のコングロマリット、アマタコーポレーションがカンボジアで経済特区(SEZ)建設を検討している。
フン・セン首相のFacebookページによると、9日に行われたフン・セン首相との会合で、アマタの創業者兼CEOヴィクロム・クロマディット氏は、「アマタはタイ、ベトナム、ミャンマーに経済特区を建設しており、現在カンボジアで実現可能性を調査している」と語った。
ASEAN経済共同体と大メコン圏において、カンボジアは低賃金の労働力と地の利がある。しかし、ベトナムに比べて高い電気料金や貧弱なインフラ、労働者の技術力の低さなど、まだ障害が残っている。フン・セン首相は、「さらなる投資誘致のため、近隣諸国と同等まで電力コストを下げる努力をする」と述べた。
国家最高経済評議会のメイ・カリヤン上級顧問は、「アマタのような新しい投資が国家経済に貢献するだろう。しかし、貧弱な物流やインフラ、熟練労働者の不足には早急に対処する必要がある。外国人投資家にとって、我々の若い労働力は魅力的だが、その技術は更に鍛える必要がある」と付け加えた。
プノンペンのタイ大使館の統計によると、タイからの投資は、今年上半期に2500万ドルだった。