モバイル決済業者のトゥルーマネー(True Money)とペイアンドゴーSEA(Pay&Go SEA)は先週木曜日、携帯電話利用者のうち金融サービスにアクセスできていないカンボジアの人々を共同で援助すると合意した。
トゥルーマネーのマネージングディレクターである コン・ミアン氏は、「今回の覚書により、携帯電話からの支払いや、全国のトゥルーマネー代理店5000店舗での金銭受け取りが容易になる」と語った。
またコン氏によれば、同社は利用者の送金スピードを高めるためにアンドロイドアプリを開発した。来月にはiPhoneユーザー向けにも同アプリを配信する予定だ。
「電子決済セクターの競争は激しいが、わが社は26社と提携しており、顧客層は増加している」と同氏は語る。
ペイアンドゴーのチェアマンであるサリク・スベディ氏によれば、公共料金、携帯電話のトップアップ、バスチケット購入、ケーブルテレビの支払いが電子決済にて可能になるという。
同社はABA銀行との合意により、カンボジア国内のフィリピン人に対して、プノンペン内のキオスクを通してフィリピンへの即時送金を可能にしている。