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不動産会社の統計によると、プノンペンの今年上半期におけるコンドミニアム販売数において、前年同期の1万3050戸に比べ、1万3730戸と5%の上昇を見せたが、内部関係者は「今後は過剰供給による減速に直面するだろう」と話す。クメールタイムズ紙が報じた。
センチュリー21カンボジアのクィ・バットCEOは、「供給過剰について明確な情報はないが、ただ今後3年間、投資家を誘致するのは非常に困難だと言える」と述べる。
センチュリー21カンボジアの報告によると、今年上半期プノンペンで、148棟、約36000戸、110個のマンション計画が完了し、供給過剰が見られるものの、売上高は毎年27%の割合で増加しているという。
Vトラストプロパティの役員は、「若い富裕層の多くが、家族から離れてマンションで暮らす選択をしており、プノンペンのマンションリサーチは非常に有用だ」と話す。
専門家には肯定的な意見が見られるが、経済財務省の最近の統計によると、新しい建設において、今年から見られる減速は今後5年間続くといい、建設成長率は、昨年の19%に比べて、今年は15%、来年12.4%、2018年10.3%、2019年には10%まで低下すると予測している。
政府の統計によると、建設部門への投資は、前年同期の3970万ドルに比べて、先月は8億3220万ドルと驚異的な数字だった。