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  • 経済
  • 2016年6月15日
  • カンボジアニュース

今年の第1四半期、カンボジア国内のテレビ広告収入の激増[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 インドシナリサーチの未発表データによると、今年の第1四半期、カンボジア国内の新聞や雑誌の広告収入は、テレビ広告の激増とは対照的に大幅に減少した。

 ローカルチャンネルのテレビコマーシャルの合計は、今年1月~3月期で、前年同期比23%増の3200万ドルに達した一方、印刷媒体は前年同期比26%減の240万ドルに減少、2015年、テレビの広告収入は6%増の1億2200万ドルだったが、印刷媒体広告は4%減の1360万ドルだった。

 国内で人気のある民間放送の1つ、ホンミンTV(Hang Meas TV)のマーケティングマネージャーは、「広告予算は増えているが、その内の約90%はテレビコマーシャルで、オンラインニュースサイトが増えると共に、雑誌や新聞の広告収入は著しく減少している」と話す。

 インドシナリサーチによると、カンボジアの総広告収入(テレビ、新聞、雑誌広告のみの統計)は、2014年の1億2400万ドルから昨年は1億3500万ドルに達し、人気テレビ局のCTNを含む、MyTV、CNCの3局から成るCBS(Cambodian Broadcasting Service)社のみで市場の約30%、推定2000万ドルの広告収入を得ている。

 カンボジアで有数のクメール語新聞の1つ、サンテピアップデイリーのマネージングディレクターは、「数字は減少しているが、広告収入は安定しており、我々はまだ印刷媒体に焦点を当てる」と話している。

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