(c)Phnom Penh Post
フン・セン首相は7日、シアヌークビル経済特区で行ったスピーチで、デモやストライキはカンボジアからビジネス機会を遠ざけるものだと主張し、労働者らに対して平穏を保つよう求めた。
また首相は、「騒動が起これば投資家はこの国から引き上げていくだろう。その影響を受けるのは労働者たちだ。農民に戻り、雇用者も労働者もいなくなる」と述べ、「小さな問題を大ごとにすべきではない」と付け加えた。
プノンペンポスト紙によれば、「今年は大規模な労働争議は起こっていないが、一方で自由労働組合は5月末、救国党ケム・ソカー副党首が逮捕されれば、労働者に対してストライキを呼びかける」(労働者支援NGO担当者)としている。
自由労働組合のチア・モニー組合長は、「ストライキが起こるのは、一部の公務員や雇用主が法を順守しないからだ。腐敗のある国からはこそ投資家は去っていく」と指摘する。