(c)Phnom Penh Post
21日、スターアライアンスに加盟しているトルコ航空がカンボジアの航空貨物ビジネスへの参入を表明した。トルコ航空は60トンの荷物を取り扱え、プノンペン-イスタンブール間を毎週土曜日に運行する予定だ。
トルコ航空と提携し、航空貨物を取り扱うGSAワンワールド・アビーション社(GSA-One World Aviation Co Ltd)によると、トルコ航空はプノンペン国際空港から外部の空港へ直接貨物便を送付する4番目の航空会社になるという。同社の責任者は、最初は貨物輸送を中心とし、来年中には旅客便への参入を検討するだろうと言ったという。
トルコ航空は7月には、フライチーム系のKマイルやロシア系のエアブリッジ・カーゴへ参入するとみられている。そして、トルコ航空は高所得者が急増している中東市場をターゲットとして進めて行くと予想されている。
カンボジアの空港から提供されたデータによると、今年度の第1四半期のプノンペン国際空港単独で86万3000人以上の乗客と国内外合わせて8500便の航空便が発着し、総貨物取扱重量は年々上昇し、10477トンを計上している。