アンコール遺跡の最新の報告書によると、今年初めの10ヶ月間でチケット売上収入は、前年同期比で71.54%増加し8400万ドルに達した。外国人観光客の数は190万人に達し、前年同期比で12.25%の増加だという。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア国家観光連盟のホ・バンディ事務総長は、「売上増加は、チケットの価格を引き上げるなど、政府の戦略によって観光客の誘致が達成できていることを示している」と語った。「収益の増加は、アンコール遺跡保全の予算増加を助長している」と同氏は付け加えた。
昨年から、アンコール遺跡の1日券の価格は20ドルから37ドル、3日間パスの価格は40ドルから60ドル、1週間のパスは60ドルから72ドルにそれぞれ上昇している。