雨期明けを祝い、首都プノンペンとシェムリアップで毎年行われる祭り。毎年11月の満月の前後3日間。
当日は野外ライブが行なわれたり、川に浮かべられた電飾船で古典音楽が奏でられるほか、花火が打ち上げられるなど大きな熱気に包まれる。祭りを盛り上げる王宮前でのボートレースが有名。
2010年11月22日(水祭り最終日)の夜、プノンペンのダイヤモンドと本土を結ぶ橋の上において、観客が折り重なる群集事故(将棋倒し)が発生。347人が死亡した。これにより2013年まで水祭りは開催中止。2014年は一部入場制限のなか再開。2015年はトンレサップ川の水位が不十分であり、乾季における水田の水不足の対応に可能な限りの力を充てるべきとの判断で中止となった。また、2020年は新型コロナウイルス感染抑止を優先するため中止に。
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