10月は更新した記事が101本でトータル記事数は1177本となった。10月のアクセスはどうだったのか? Googleアナリティクスのデータを元にアクセス解析を発表する。
10月は5万1000PV。ユニークユーザー6500人、セッション1万2000。社会記事を増やす試験を行った結果、リピーター率が高まったがユーザー数が下落した。社会記事は個別の記事でアクセスを集めるものの、長期的にみて全体を押し下げることを学んだ。仮説を立証できたので、今後の運営に活かしたい。いずれにせよ、「カンボジア×ビジネス」というセグメントで高いポジションを維持している。
それでは、10月にアクセス数の多かった記事TOP5をランキング形式で発表しよう。
人気のあった記事ランキングTOP5
第5位 699PV
→プノンペン中心部は飽和状態、北部が急速に発展中[社会]
すでに飽和状態に近いプノンペン中心部から郊外へ目を移す投資家が多く、特に北方向へ急速に拡大している。イオン2号店の出店予定が大きな影響を与えている。ひとつの外資企業の行動だけでも都市の発展に大きく影響を与えられる。良い影響を与える民間セクターは得てして日系企業であることが多いように感じるのは、少し偏重した見方だろうか。
第4位 670PV
→習国家主席のカンボジア訪問に合わせ、ホームレスや売春婦を勾留[社会]
ホームレスと売春婦は、習近平国家主席のカンボジア訪問の際に路上から排除された。しかし当局の行動ばかり非難もできない。現状を許容する市民の日常的な行動にこそ問題が内在している。まさに民度。
第3位 698PV
→カンボジアのコメ価格が暴落しているんだけれど、その理由がいかにも途上国っぽい件について[コラム]
AGRIBUDDY最高経営責任者の北浦健伍氏による農業コラム。多くの精米業者が支援で得た現金は、全く関係ないことに消費され消えていった。農家の所得を引き上げるためにはファイナンスが重要なのは事実だが、欲望の自制が難しい人々に直接現金を渡すと悲劇を生む。
第2位 713PV
→カンボジアの子供の死因の45%は未だに餓死―食品栄養学の国際学術誌[社会]
発育不良の5歳未満の子供は2014年時点で32%と改善するも、子供の死因の45%は餓死。乳幼児の73%が亜鉛欠乏症で、71%が貧血、28%がビタミンA不足。
第1位 1424PV
→プノンペンの中間所得層がバンコクを超える―経済誌「エコノミスト」調査部門[経済]
現在の急速な都市化が適切な政策や都市計画によって進めば、プノンペンの中間所得層の所得が今後15年のうちに、バンコクを超えるという調査結果。現在の政府に適切な政策や都市計画の実行が可能かどうかはわからない。リー・クワンユー(前シンガポール首相)やマハティール(元マレーシア首相)はできた。15年後のカンボジアはどうなっているだろうか。
国別アクセス
1位 日本 6,016(49.34% 48.99%)、2位 カンボジア 4,939(40.51% 39.01%)、3位 タイ 225(1.87%)
日本からの訪問者が0.35ポイント上昇し、カンボジアからの訪問者も1.5ポイント上昇した。いずれにせよ、訪問者の5割が日本、4割がカンボジア在住者という大まかな割合は先月から変わらず。進出を検討している日本企業のみならず、進出済の日本企業からも支持されているWEBマガジンだと言える。
読者層
(年齢別)
35〜44歳:35.10%
25〜34歳:25.84%
45〜54歳:21.10%
55〜64歳: 8.53%
18〜24歳: 6.19%
65歳以上: 3.25%
(男女比率)
男性:74.8%
女性:25.2%
さらに年齢別・男女別でクロス集計すると、アラフォー世代(35~44歳)男性からの訪問が26.87%と最も多い結果となった。次いで、アラサー世代(25~34歳)男性が18.02%、アラフィフ世代(45~54歳)男性が16.90%という結果だった。広告主がリーチしたいターゲット層(進出を検討中の日系企業など)とも重なる。ある調査では、日本の「標準」の昇進年齢は係長32.7歳、課長39.4歳、部長47.0歳という結果もあり、当WEBマガジンは課長クラスの男性に多く読まれていると分析できる。
流入元サイト
カンボジアビジネスパートナーズの記事はどこを経由して読まれているのか?
オーガニック検索:46.1%
ソーシャルメディア:34.4%(内Facebook 91.76%、Twitter 7.86%)
ダイレクト:13.2%
リファラル: 6.1%
Facebookページの「いいね」数の推移
Facebookファンの属性
男性:72% 女性:28%
9月30日に1,506だったいいね!が10月31日には1,559まで増加した。男女比は、WEBマガジンとほぼ同程度の結果となり、男性読者の多いメディアであることがわかる。