2015年10月22日
地域に信頼される強い銀行になるという目標で2005年にカンボジアへ進出したANZロイヤル銀行はカンボジア進出及び開業10周年を迎えた。ANZロイヤル銀行によると、開業1年で顧客件数は27,000件に及び、その3割は銀行を初めて利用する人だった。
ANZ10周年記念式典でANZ本社CEOのマイク・スミス氏は、「我々のカンボジア支社は本社のスーパー圏域戦略の中でも重要な位置づけにあり、ANZロイヤルとアジア・オセアニア圏域ネットワークでは顧客のビジネスニーズに有利に働くようASEA内に注視している。」と述べ、「この10年での当行の成長はめざましく、今ではカンボジア商業銀行第4位となった。これは当行が顧客に提供するサービスの良さの反映であり、地域に対する貢献だと考えてる。」と付け加えた。
ANZロイヤルのCEOであるグラン・ナッキー氏は、「2005年から本日まで、当行は業界内の1件の銀行という位置づけではなく、金融サービスを求める顧客のパートナーとして考えていただけるよう努力してきた。他行との違いを敢えて明確に打ち出し、世界的な基準を導入しカンボジアの銀行業界をけん引してきた。」と述べるとともに、「当行のカンボジア進出成功の秘訣は従業員の成長にある。現在も従業員に対する国際的基準の成長戦略プログラムと発展機会を提案している。」と付け加えた。
【ANZロイヤル銀行とは】
ANZロイヤル銀行は、2005年9月にカンボジア支社を開業。オーストラリア第4位のANZ(オーストラリア・ニュージーランド銀行と、カンボジアのロイヤルグループ(RGC)の合弁会社。持ち株比率はANZ55%、RGC45%。2015年9月現在でカンボジア国内17支店、従業員520名。