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  • 経済
  • 2016年5月15日
  • カンボジアニュース

第1四半期のオフィススペース占有率が僅かに低下、郊外と低グレードに人気[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 CBREカンボジアの最新報告書によると、カンボジア不動産にとって黄金時代の到来予測にも関わらず、2016年第1四半期のオフィススペースの占有率は74.4%であり、賃貸可能スペースは国内外からの需要の拡大にもかかわらず僅かに低下した。

 賃貸スペースは3つのグレードに分けられ、賃料相場はグレードA 28ドル/㎡、グレードB 20ドル/㎡、グレードC 10~15ドル/㎡と安定的に推移している。報告書によると、2016年第1四半期時点で、オフィススペースの56%はグレードCであり、中心商業地区と非中心業業地区の平均はグレードBとCで、前四半期と比べそれぞれ1.3%と2.6%ずつ上昇した。

 プノンペンポスト紙によると、CBREカンボジアのシニアアソシエイトダイレクター、ティダ・アン氏は、「賃貸価格はグレードCは需要の増加と共に10%増加し、グレードAとBは安定的に推移している。以前は住宅やヴィラをオフィスとして借りることが多かったが、現在は高層ビルが好まれ、24時間の駐車スペースやセキュリティ、良い通信環境などテナントに多くの利益を提供している」と話している。

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