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10日、バンクーバーを拠点とする鉱物探査企業、ブルー・リバー・リソーシズ社が、カンボジアで鉱物探査をしているアンコール・ゴールド社に出資することをプレスリリースで発表した。アンコール・ゴールド社はラタナキリ州の州都・バンルンで金の探査ライセンスを保有している。
アンコール・ゴールド社は4年総額で350万ドルの資金提供を受ける見返りとして、バンルンでの金探査ライセンスをブルー・リバー・リソーシズ社へ最大50%の保有権譲渡、最終事業化調査を完了後、追加で20%の保有権譲渡することになると言う。
プノンペンポスト紙によると、アンコール・ゴールド社のマイク・ウィークスCEOは、「昨年の10月にバンルンに2平方キロメートルの広さで異常な金の埋蔵量が確認されたが、探査は暗礁に乗り上げていた。この契約により必要な資金を得ることができたので、今後は全速力で土地調査を進める」と語った。
なお、同社は2009年にカンボジアで採掘を開始し、総計1500平行キロメートルに渡る7件の探査ライセンスを保有している。