(c)Phnom Penh Post
アクレダ銀行がカンボジアで唯一、ASEAN銀行ランキングのトップ100に入り、昨年の97位から88位に上昇した。
リストはTier1に応じてランク付けされ、アクレダ銀行は2015年末に、Tier 1資本が4億2300万ドル、総資産は31億ドル、税引き後利益は1億200万ドルであった。
ティア1(Tier1)とは、銀行の安定性や健全性の維持を目的に国際決済銀行(BIS)が規制している自己資本割合のうち、資本金、利益剰余金、優先株、優先出資証券などで構成されている中核的自己資本のこと。
成長率のランキングでは、ティア1において22.29%の成長率を見せ9位、総資産は成長率30.4%と10位、資産リターンは3.25%で4位となっている。
プノンペンポスト紙によると、アクレダ銀行のフォナリー副社長は、質の高いサービスと堅調な業績が利益と総資産の成長に繋がったと述べ、アクレダ銀行が世界でも認められる大手銀行になりつつあり、今年は24%の更なる成長率を期待すると付け加えた。