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中国のDanong Agricultural Development Groupは、カンボジアの農業をデジタル・スマート農業へ転換し、地域の農産物と畜産物のトランジットハブを設立するため、127億ドルを投資する計画を発表した。
この投資により、カンボジアは中国市場向けに様々な農産物と畜産物を生産することが期待されている。
現在、ASEAN諸国は中国に対し食肉製品を輸出していないため、中国へ輸出を希望する他国の中継ハブとしてカンボジアが主導的な国になることが期待される。
この計画には、デジタル・スマート農業への100億ドルの投資と、地元住民への融資を提供する金融機関の設立への27億ドルの投資が含まれており、パートナーとして働くことが期待される地元住民に融資を提供するという。
プロジェクトの対象地域は、トンレサップ湖周辺の州や交通の便が整った州などで、年間最低10万トンから20万トンの食肉を中国へ輸出する予定だ。