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カンボジア政府は、2024年の公的祝日カレンダーに関する新しい政令を発行した。
フン・セン首相によって先週月曜日に署名された政令によれば、2024年には22日間の公的な休暇が認められる。
これは、2021年以降毎年設けられていた21日間の公的な祝日に1日を追加したもので、追加された1日は、クメール新年の祝日を3日間から4日間に増加するもの。
これにより、ASEAN諸国ではミャンマー(27日)に次いで祝日が多い国となった。
しかし、週休2日制で1年以上働く労働者の場合は、有給休暇数を合計すると、カンボジア40日(うち有給休暇18日)と、ミャンマー37日(有給休暇10日)を抜きASEANで最も多くなる。
また、カンボジアは、祝日が有給であるものの、土日と重なった場合の雇用主に対する振替義務は数年前に廃止されている点、選挙投票日の前日(金曜日)を実質的な祝日(有給休暇一斉消化日とするものではないため)とする点も特徴的だ。