来月
国政選挙で投票後、インクのついた指を見せるフン・マネット氏 (c)KT/Yarn Soveit
就任する予定のフン・マネット氏の新政権が、さまざまな問題と重要な責任に対応するため、カンボジアの次期内閣には新たな若い閣僚が多数含まれる予定だ。クメールタイムズ紙が報じた。
フン・マネット氏は、新政府が正式に認められる8月22日に、カンボジアの新首相として全責任を引き受ける。
CPPのスポークスマンは、若い後継者たちはその分野での経験が少ないことを認めた、次期内閣の9割は若い閣僚になると述べた。
新政権が直面する主な課題の一つとして、汚職の撲滅と清潔で強固な国家機関の構築が挙げられている。
継続的な政治的安定、平和、そして国家発展のために権力を手放すと宣言したフン・セン首相は、自身が内閣を去るときに70代と80代の閣僚たちに、若い後継者を引き続き導くように促した。
フン・セン首相は首相を辞めるものの、カンボジア最高枢密院議長に任命され、さらに来年の上院選挙でCPPが再び勝利した後は上院議長となる予定だ。
権力の移行期の脆弱性を懸念して、フン・セン首相は、「国民の結束が不可欠である。CPPは強固であり、高齢の世代からの指導のもと、新世代は健全な経済を管理する」と述べた。
一部の観察者は、フン・マネット氏が西洋の大学を卒業していることから、新首相となった後は、カンボジアが西洋寄りになると指摘している。
しかし、CPPのスポークスマンはこれを否定し、新政権語もカンボジアの外交政策は変わらないと述べた。