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カンボジア国外で働くカンボジア人労働者からの送金額が、2021年の11.5億ドルから2022年には12.5億ドルに増加し、国内総生産(GDP)に占める割合でASEANで3位となった。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジアへの送金額は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で一時は減少したが、2022年には回復した。
ASEAN諸国の中で、最も送金額が多かった国はフィリピンで、次いでベトナムと続く。アジア全体ではインドが最も多い。
カンボジアの労働者は主にタイや韓国、マレーシア、日本、シンガポールなどへ派遣されており、留学先としては豪州、米国、日本が人気である。
新型コロナウイルスの感染拡大による影響はほぼ終息したものの、将来の地域紛争や環境への脅威、物価の高騰などの不確定要素が労働移民に影響を及ぼす可能性があるとした。