(c)Khmer Times
駐カンボジアスイス大使館のヘレン・バドリガー・アルティエーダ大使によると、スイス政府がカンタボパ小児病院(Kantha Bopha Children Hospital)に3年間、1200万ドルを提供し続ける。
この発表は、ヘレン大使が外務国際協力省のプラック・ソコン大臣と会談した際に発表された。
同省の広報官は、「スイス政府は、カカンタボパ小児病院への支援を継続する」と述べ、ヘレン大使の発言を引用し、「この小児病院は現在、カンボジア人医師によって管理されているが、スイス人はまだ子供たちを支援している」と付け加えた。また同氏によると、カンボジア政府とカンボジア赤十字社も、この病院に年間1600万ドルを寄付しているという。
カンタボパ小児病院の創設者であるスイス人のビート・リヒナー(Beat Richner)博士は、1992年に病院を再建し、2017年まで統括し、何千人ものカンボジアの子どもたちの生活を救った。同氏は、2018年にスイスのチューリッヒで71歳で亡くなっている。