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フン・セン首相は昨日、新型コロナウイルスの恐怖は国家経済に影響を及ぼさないと述べた。
フン・セン首相は、カンボジアの経済成長に貢献が大きい中国との関係を懸念し、渡航制限や居住カンボジア人の帰国要請は行わないとした。
首相は記者会見で、「このような措置は、カンボジアの経済を破壊し、中国との関係を低下させるだろう。カンボジアは、中国のどの地域のカンボジアの学生や外交官に対しても出国することを要求していない。どんな状況でも悲しみと幸福を分かち合い、問題を一緒に解決して欲しい」と述べた。
また、カンボジアでは新型コロナウイルスの感染に関するフェイクニュースがフェイスブック上で拡散されていることに対して、正確な情報を報道するようジャーナリストに対して要請した。
現在フェイスブックでは、都内病院に数十名の感染者がいるというフェイクニュースをライブ映像で投稿し、情報の拡散を煽る者や、感染者を装い視聴者に不安を煽るコメントを動画投稿する者など散見されている。