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キャッシュレス支払いサービスを提供するウィング(Wing)は、韓国とタイの出稼ぎ労働者に対して、デジタル送金サービスを提供している。クメールタイムズ紙が報じた。
同社が提供する「Wing2World」は、出稼ぎ労働者が海外で得た収入の送金を可能にし、全国7000件以上のウィング取次店やアプリを通じてカンボジアに在住する家族は受け取ることができる。これにより、出稼ぎ労働者と家族は銀行口座を保有していなくても送金が可能になっている。
タイで働くカンボジア人労働者は、タイのディーマネー(DeeMoney)を経由して、また韓国で働くカンボジア人労働者は、Gマネー(Gmoney Trans)や国民銀行、新韓銀行を経由してカンボジアへ送金手続きを行う。
ウィングのマヌー・ラジャンCEOは、「カンボジアに住む多くの家族にとって、海外へ出稼ぎ労働者からの送金は重要な収入源だ」と述べた。