(c)Phnom Penh Post
2017年に1730万ドル相当の資金を調達していたサミックマイクロファイナンス社は、韓国の農協銀行に全事業を金額非公開で売却したと、23日に同社の関係者が明らかにした。プノンペンポスト紙が報じた。
サミック社のCEOは、「売却する決定は、金融業界内での競争によるものだ。事業者は繁栄のために資本を増強し、間接費を削減する必要がある」と語った。
サミックの買収に成功した後、農協銀行は中小企業向けの在宅ローンの拡充、さらに追加事業を開始する予定だ。またシアヌークビル、シェムリアップなどの地方都市にも支店を増やす。
カンボジア国内の金融機関の統合・買収は過去3年間で増加している。