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政府は、モバイルネットワーク事業者がすべてのSIMカードを適切に登録するように7月1日を新たな期限として設定した。これが最後の期限延長となる予定だ。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア電気通信規制機関(TRC)は、「顧客の身分証明書のコピーを保障せずにSIMカードを販売することは法違反であるが、モバイル事業者は顧客の登録をしなくても販売を継続できる抜け穴を発見している。業界内での競争が激化する中で、一部の企業やディーラーは法律に違反しててでもカードを販売する必要性を感じている」と語った。
TRCは続けて、「7月1日以降、違法行為を続けようとする携帯電話事業者は、法律の厳しさに直面するだろう。法的処罰の内容詳細を検討している」と述べた。
また、国家警察は、「顧客の個人情報取得は、同国における犯罪行為を抑制するだろう。期日までの登録に失敗した人々のSIMカードは無効になる」と語った。
TRCの発表によると、同国には1857万のモバイル接続があり、インターネットにアクセスできる携帯電話は1070万台、頻繁に使われているフェイスブックアカウントは680万個確認されている。