(c)Phnom Penh Post
木曜日にジュネーブで開かれる国連人権理事会で、カンボジア政府に対する強い批判があった。プノンペンポスト紙が報じた。
国際的な人権NGO団体、ヒューマン・ライツ・ウォッチの代理人は、カンボジアのここ数カ月間の景気後退にも触れつつ、7月の選挙に先立ち、野党の指導者の逮捕、主要野党の解党、人権擁護家と政治家の訴追と投獄、独立メディアの閉鎖や検閲など、フン・セン政権を批判した。
国際法律委員会(International Commission of Jurists)の代表は、「国連の人権高等弁務官はすでに、カンボジアの民主主義と市民が自由に活動できる領域(シビック・スペース)について深く懸念している」と述べ、「カンボジア政府は、具体的な行動を起こし人権の尊重と民主主義を直ちに回復しなければならない。もし今年の7月の国民選挙までに改善がなければ、同選挙の結果は信用できるものではない」と語った。