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鉱工・エネルギー省は、今年末までに全国の約9割の農村へ電力網を結び、2020年までに全ての農村へ電力網を結ぶと発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
同省電力部門のダイレクターは、「このプロジェクトには政府からの支援が十分にあり、この目標の達成は現実的だ」と語り、現在カンボジアの全世帯の75%が電力へアクセスしていると加えた。
同省の報告書によると、2017年の総エネルギー生産量は2283メガワットで、2016年の2115メガワットから増加した。総生産量の43%が水力発電、23%が石炭火力発電、11%がディーゼル発電、3.6%がバイオマス発電、18%が輸入電力だった。
同省のスイ・サエム大臣は、すでに稼動中の6ヵ所のダムに加え、2つの水力発電ダムをコッコン州とポーサット州で承認したと発表した。