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プノンペンにある控訴裁判所(王宮前司法省の敷地内)において、旧救国党党首のケム・ソカ氏の保釈審理が行われたが、控訴裁判所は保釈要求を却下した。クメールタイムズ紙が報じた。
ケム氏は、反逆罪で逮捕されており、30年の懲役刑に処せられる可能性がある。
警察は、ソティアロス通りと裁判所施設周辺にバリケードを設け、裁判所への入口を閉鎖。記者団は裁判所への立入りを許可されなかった。
ケム氏の弁護士は、「この決定は受け入れることができない。最高裁への上告についてケム氏と話をする」と述べている。
元野党であるカンボジア国民救済党は、昨年11月に最高裁判所によって解党され、118人の上級議員は5年間、政治に関わることを禁じられている。