27日、フン・セン首相はインドへ訪問しナレンドラ・モディ首相と会談した。インドのザ・パイオニア紙が報じた。
両首相は両国間の関係を強化するために様々な分野について協議し、人身売買の防止、刑事事件における法的共助など4つの協定を締結し、さらにインドは、カンボジアの水源設備や電線設備などのインフラ開発プロジェクトに対して約5600万ドルの融資を決定した。
両国首相は両国間での人々の移動や観光を促進していくことについても合意し、今後はインド・ミャンマー・タイ三国区間高速道路をカンボジアにも拡張する可能性や、航空便の拡大も議論していく予定だ。
また訪印の際、フン首相はインドの農業分野におけるITアプリケーションを高く評価した。これに対しナレンドラ首相は、農業関連のIT技術をカンボジアに提供し支援していくと語った。