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  • 経済
  • 2018年1月4日
  • カンボジアニュース

フランス系企業の乳児用粉ミルク カンボジア政府が厳しく取り締まる[社会]

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(c)Khmer Times

 商業省の輸出入貨物検査機関、カムコントロール(CamControl)は、地元の消費者、輸入業者、および小売業者に、フランス企業のラクタリス・グループが製造する乳児用粉ミルクの購入と消費を止めるよう呼びかけた。クメールタイムズ紙が報じた。

 カムコントロールにある食品安全研究所の責任者は、「同社の製品に含まれるサルモネラ菌は、子供の健康に非常に有害であると述べ、カンボジアで重大な健康障害を引き起こす」と語り、同社製品の輸入を停止し、現地市場での流通を止めることで対策を講じるという。

 また同氏によると、カムコントロール関係者は、同製品の取引がないことを確認するため、全国の主要市場で検査を行うという。

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