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  • 政治
  • 2017年12月8日
  • カンボジアニュース

米国 カンボジア当局者に対するビザ制裁を発動[政治]

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(c)Phnom Penh Post

 11月の野党解党と9月の野党党首ケム・ソカーの逮捕を受け、米国国務省は、「カンボジアの民主主義を傷つける個人」に対するビザ制限を発動すると発表した。

 カンボジア救国党(CNRP)の解党後、米ホワイトハウスは、カンボジア国家選挙委員会への支援資金の削減を発表し、6日の声明によると、ビザ制裁の対象は家族にも適用されるという。

 米国国務省の広報官は、「このような制裁は、カンボジア政府における最近の政治的抑圧行為の抑制につながるだろう。カンボジアとの密接かつ永続的な関係を維持しつつ、状況を監視し、必要に応じて追加の措置を講じる」と述べた。

 解党されたCNRPの副議長は、「政府高官とその家族は、欧米諸国によく旅行しており、米国の資産と子供の大学についてプレッシャーを感じざるを得ないだろう」と話した。

 また、ケム氏の娘であるケム・モノウィッティア氏も、ビザ禁止を歓迎し、日本やオーストラリアも追従するようツイッターで呼びかけている

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