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  • 経済
  • 2017年11月22日
  • カンボジアニュース

フォルクスワーゲンの大型ショールーム プノンペンにオープン[経済]

 独国の自動車メーカー、フォルクスワーゲンは11月20日、地元企業HGBグループと提携し、カンボジア最大のショールームを立ち上げた。

 HGBグループのCEOは、「カンボジアはアジア市場で重要なプレーヤーになりつつあり、独国自動車メーカーの参入は世界的企業にとって魅力的な市場であることを示唆している。プノンペンの新しいショールームは、アジアでも最大規模のショールームの1つであり、成長と発展が続くと信じている」と述べた。

 フォルクスワーゲン・シンガポールの責任者は、「1年前からHGBグループと交渉を開始し、当初から非常に密接な協力関係にあった。供給にあたってマレーシアに4690万ドル以上の投資により新しく倉庫を持った。東南アジアでのプレゼンス強化とブランドイメージの改善のための重要なステップだ」と話す。

 工業手工芸省チョム・プラシット大臣は、「カンボジアは、最新の製品と技術を国内にもたらす外国人投資家の興味を引きつけている。中産階級の拡大と共に、ますます国際的なブランドを求めており、大きな可能性がある」と語った。

 2013年以降、フォルクスワーゲンの公認ディーラーであるフンヒエップ・グループのCEOは、「フォルクスワーゲンのようなセミプレミアムカーは、価格などの面で、トヨタやフォードなどと激しく競争している。価格面からカンボジアでフォルクスワーゲン車の売上げがさらに増えるとは思わない」と述べた。

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