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  • 経済
  • 2017年9月5日
  • カンボジアニュース

タイの野菜種子会社 カンボジア支店立ち上げ[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 世界最大の野菜種子会社のひとつであるイースト・ウェストシード(EWS)は、カンボジア支社を正式に立ち上げ、現地の市場状況をより良くするために王国で物流事業を引き継ぎ、カンボジアでのプレゼンス強化を図る。プノンペンポスト紙が報じた。

 EWSカンボジア支社の代表は、「1ヘクタール以下の畑で野菜を生産しているような小規模農家のニーズに応えることに重点を置いており、種子の品種改良により生産量と品質を向上させることができる」と話す。

 EWSは2005年に地元の販売代理店を通じてカンボジアに種子を提供し始め、2009年、タイに本社を置く同社は、政府とドイツの国際協力公社(GIZ)と協力し、シェムリアップの農業従事者の生産性を向上させる訓練を実施している。

 農林水産省の農作物部門の責任によると、高品質の野菜種子を提供する会社がだんだんと増えてきており、現在、地元の市場に供給している21の種子会社があるという。

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